似ているようで違うキャバ嬢とホステス

「キャバ嬢とホステスの違いって何？」
ナイトワークを始めたいと思ったときに、こんな風に思ったことのある人は多いのではないでしょうか？初心者が最初の頃に抱く疑問です。

キャバ嬢とホステスの違いがよくわからないまま入店してしまって「思っていたのと違った…」なんてことになってしった経験もあるかもしれません。

そこで今回は「キャバ嬢」と「ホステス」の違いを詳しくご説明します。

働く場所や客層の違い

キャバ嬢はキャバクラ、正式名称をキャバレークラブと言いますが、キャバクラで働く女性のことを言います。

キャバクラは基本的にマンツーマンの接客で、キャバ嬢はお客様の隣に座って、楽しく会話をしながらお酒を飲むのが仕事です。

一方でホステスは、銀座や六本木などの「クラブ」で働く女性のことを言います。
クラブは料金を高く設定しているお店がほとんどで、しばしば「高級クラブ」とも呼ばれます。

キャバクラと違いクラブは1人のお客様に対して複数人のホステスで接客をします。今日はテーマが違うので触れませんが「係」や「ヘルプ」などの役割がありますし、ママがいるのが特徴です。

店内の雰囲気は落ち着いているところが多く、ホステスはキャバ嬢よりも年齢層が高めです。

また客層にも違いがって「キャバクラ」に来店するお客様は、主に20代後半から50代くらいと、幅広い年齢層のお客様が来店します。料金もクラブと比較すると低めに設定しているので、キャバ嬢と一緒に盛り上がって、楽しく飲みたいという目的で気軽に来る人がほとんどです。

これに対して「クラブ」に来るお客様は、40代以上の大人な雰囲気の男性が多く来店します。

ホステスやママとの会話を楽しみながら、ゆっくりお酒を飲みたいという目的で来るお客様が多数見られます。
会員制のお店が原則で一見さんはお断り、来店した際には名詞の提出が義務づけられていたりとフォーマルな場で、キャバクラに比べ料金設定が高めです。そのため企業の社長やお偉いさんなど、日常生活では出会えないような方が来店することも普通にあります。

仕事内容の違い

「キャバクラ」はお客様とキャバ嬢がマンツーマンで会話をします。
1人のキャバ嬢が10～15分程度接客をして、グルグルと各テーブルを回っていく流れが普通です。

反対に「クラブ」では、1人のお客様に対して複数のホステスが付く場合がほとんどです。「係」と呼ばれる指名ホステスの周りに、ヘルプが付くような形です。時にはママも常連のお客様の席を回って挨拶することもあります。

また、キャバクラは「指名」や「場内指名」のように、指名のキャバ嬢以外にも指名ができたり、指名を変えることができますが、クラブでは「永久指名」といって、一度指名したホステスを変更することができないルールがあるという点も大きく違います。

給料システムはキャバクラの場合だと時給制のお店が主流ですが、クラブでは「日給〇万円」というルールで日給制のお店がほとんどです。

まとめ

今回は初心者によくわからないと言われがちな疑問の一つであるキャバ嬢とホステスの違いについて説明してみましたが、いかがでしたか？
同じナイトワークでも働き方や求められる素質が異なることがわかります。

あなたのタイプに合うのはどちらでしたでしょうか？

自分の性格やキャラクターなどを考慮してぜひ、あなたに一番合ったお店をチョイスしてみてください。

と今回はクラブとキャバクラの違いについて説明してきましたが、銀座の高級クラブの場合は今日説明したような接客の仕方そのものが違うだけではなく、来店されるお客様の質も違います。「客層が良い」というのは当たり前にイメージできるでしょうが、席についただけで5万円以上の費用が発生する銀座のクラブに日常飲みに来るような富裕層のお客様は、確かにお金は持っている「太客」ではありますが、独特の癖があります。